錯聴のいろいろ
耳の錯覚を利用したものはたくさんあります。ここではさすがに全てを網羅することはできませんが、効果がわかりやすいものを中心に上げておきます。
人間には大きな音、小さな音だけでなくたくさんある音の中から特定の音を聞き分ける能力があります。 |
「空耳」を始め人間は無意識のうちに音の情報が欠落しても脳がそれを補完する働きがあります |
作曲家は昔から耳の錯覚を利用した仕掛けで音のつながり(フレーズ)を作ってきました |
「音楽療法」という言葉がありますがそれは音楽を聴くことによって人の心をある方向に誘導する効果です |
人間には二つの耳がありますが、それによって自分の位置関係等の認知を行うことができます |
音のパズル
当サイトでは音を使った様々な「遊び」のパターンをご紹介しておきます。まずは下の楽譜をご覧下さい。
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左の楽譜。一見普通の楽譜に見えますが何かが違うと思いませんか?
実はよく見ますとト音記号が楽譜の両端にあることにお気づきでしょうか? 右端のト音記号は逆さまに書かれています。
この楽譜は上から見ても下から見ても演奏可能な楽譜になっています。
まずこの楽譜を普通に赤の大きな矢印の場所から演奏するとこうなります
下からの小さい矢印からスタートするとこうなります。
上の二つを合わせるとこうなります。
モーツアルトの「バイオリン二重奏曲」で通称「さかさま二重奏曲」とよばれているものです。
これだけの仕掛けはモーツアルトでないとなかなかできませんが、こうした音を使ったパズルで楽しく遊ぶことは充分可能です。
このサイトでは音でさまざまに遊べるページを用意しています。よろしければ以下のリンクをクリックして下さい。
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