私の本職は作曲家ですがこのサイトについて考えるきっかけは単純なものでした。
トリックアートというものがあるのならトリックサウンドというものもあるはずだ、と考えたのがきっかけです
以前、オランダの画家エッシャーの博物館の音楽の仕事をしたことがあり、そのトリックアートの面白さに魅せられた私は
サウンドにもこうした耳の錯覚を利用した表現があるはずだ、と考えました。
その中でいろいろと調べた上で当サイトの参考文献である音のイリュージョンという本に出会い、様々なことがわかってきました。
昔からこの耳の錯覚を利用した作品を作曲家は作っていましたが寧ろ近代に近くなってそういうことが忘れ去られてきていることもわかり、それならばこの錯聴を利用した仕掛けを自分の作品に活かそうと考えるようになりました。
昨今の風潮として感じますのは音楽というものが、何か軽い扱いを受けている印象があります。
街には有線放送等々で音楽があふれていますが、その関係で「BGMとしての音楽の聴かれ方」の関係で
音楽が聞き流されている、使い捨てにされている風潮を感じます。
当サイトに使われている音楽は、コンテンツの提示によって「音楽をじっくり聴かざるを得ない」ー音楽にどんな仕掛けが施されているかを聴くクセがつくと思います。
そのクセをつけながら今世の中に流れている音楽、とりわけ昔からの名曲ークラシック、ジャズその他ポップスの名曲ーを聴いてみてください。
音楽に対する聴き方、感じ方がガラっと変わると思います。
そして何よりも
このサイトのコンテンツを楽しんでください。
何かご質問、感想等ございましたら、以下のリンクからご連絡ください。必ずご連絡する、とお約束はできませんが可能な限り対応します。ただし明らかに「荒らし」を目的としたものはスルーさせていただきます。
よろしくお願いします
大野恭史 (おおの きょうじ)
作曲家、アレンジャー、サウンドプロデユーサー
|